ヴァレクストラ買取専門店Dan-Sha-Ri（ダンシャリギンザ）

ヴァレクストラはジョヴァンニ・フォンタナがイタリアのミラノのなかでもイタリアンファッションの中心とされるサンバリアというところで1937年に創業しました。もともとは最高級のバグを作るというところから始まり、その技術を使い最上級の革製品を作ることをイメージしたブランドです。ヴァレクストラは普遍的なデザインと、その時代に合った革新的なデザインの融合ですぐに世界に認められるブランドとなりました。ヴァレクストラは美しく様々なカラーを使い財布やバッグなどの製品を展開しています。シンプルでありながら一目でわかる上品さがヴァレクストラの愛される一つの理由なのでしょう。　芸術家でもあった創業者のジョヴァンニ・フォンタナは馬具を作っていた熟練の職人たちと共に彼のインスピレーションを次々に作品に変えていきました。財布やバッグというものの評価にプラスしてアートとしての評価も非常に高いものでした。中でも最初に評価を得た小旅行のためのアタッシュケースの24ｈと呼ばれるバッグです。1954年にイタリアのコンパッソ・ド・オロという賞を得て1970年にはニューヨークのMOMA美術館に永久展示されることとなりました。24ｈバッグ、直訳すると24時間バッグはデザインの新しい1ページを作ることになったのです。1960年代に発売したtric tracという手首にかけて持つバッグはモードスタイルに欠かせないアイテムとして人気の商品になりました。2000年にはエマニュエル・カーミナッティ・モリーナはヴァレクストラを買収しそのオーナーとなりました。1900年代後半には下降気味だったヴァレクストラの再生に乗り出すことを決意したのです。再生にあたり彼が始めたのはまず伝統的な技術を持つ職人たちを採用し、若い職人に技術を教え込ませ、未来にもその技術が残り続けるヴァレクストラの会社作りから着手しました。そして見事に創業者の意思をブランドに残しながら、時代のニーズを読み革新的なブランドに変えることに成功しました。ヴァレクストラの商品の魅力と言えばそれはまず、その商品がヴァレクストラだと、一目見てわかることではないでしょうか。ロゴもブランドの印字もない革製品をなぜヴァレクストラだと判断できるのでしょうか。コスタと呼ばれるヴァレクストラ独自の塗料を使っていることもその理由の一つですし、革製品には独自の技法で加工されたソフトレザーを使用していることもその理由の一つですが、やはり職人たちが細部までディテールにこだわっているからこそ、なのかもしれません。　それによってヴァレクストラのシンプルな革製品は素晴らしい存在感を放っているのでしょう。デザインの数々には直線的な輪郭とシェイプがあり、1960年代に発表されたアタッシュケース　フォーマ０やプレミアというモデルは非常に評価が高く現在でも建築やデザインに影響を与え続けていると言われています。革製品を創造するブランドとしては当然のことかもしれませんが素材となる革は原産地とブリーダーを全て把握し厳選しています。特に２０１０年から始まった新しいコレクション、my logo コレクションは独自の技法で作られたタンニンで加工され、天然のワックスで仕上げられた革のみを使用しています。ヴァレクストラはオーダーできるブランドとしても有名で、フルオーダーメイドのバッグを製作することも可能です。　オーダーのバッグにはゴールドやプラチナカラーでイニシャルなどを刻印することも可能です。